【施工状況】足立区立鹿浜菜の花中学校新築工事【躯体工事1】
足立区立鹿浜菜の花中学校新築工事を施工中です。
鉄筋コンクリート造5階建、平成30年2月に完成予定です。
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基礎工事の施工状況
[平成29年3月]
1階床コンクリートの打設工事が始まりました。
コンクリート打設作業には大勢の人が関わります。
コンクリートを圧送する作業、バイブレーダーで充填させる作業、
床を平坦に均し仕上げる作業、その他の補助作業などなど。
「コンクリ打ちはお祭りだ!」と言う職人さんもいます。
一日の打設数量と床のコテ仕上げに掛かる時間を計算し、
範囲を定めてコンクリートの打込みをします。
先行工区では1階床が出来上がっています。
この後、柱・壁・梁の鉄筋・型枠工事が始まります。
後行工区では1階床の鉄筋がビッシリと配筋されています。
体育倉庫は鋼製建具が取り付けられ、外壁の左官補修がされています。
[平成29年4月]
1階の躯体工事が始まり、鉄筋工事と型枠工事が行われています。
柱・壁の鉄筋配筋、型枠建て込みが行われます。
階段の部分はこのように階段の形に加工しています。
梁となる部分は予めユニットにして組み立てます。
クレーンで吊り上げて柱と柱の間に掛け渡し梁をセットし、効率的に工事を進めます。
外周部分では外壁の工事を行うための外部足場が組み立てられます。
柱・壁・梁が組み上がり次第、2階の床の型枠・鉄筋工事に取り掛かります。
[平成29年5月]
体育館、柔道場の鉄骨工事が行われ、校舎の1階部分と体育館の形が見えてきました。
2階の床の様子です。床にはデッキプレートが敷かれ、鉄筋が配筋されています。
この後、1階の柱・壁、2階の梁・床のコンクリートを打込みます。
一部には中空ボイドスラブの工法が用いられています。
小梁を省略でき、空間の自由度を高めるメリットがあります。
1階にはこれから流し込まれるコンクリートの荷重を支えるための
型枠支保工が組まれています。
体育館・柔道場エリアの鉄骨が組みあがりました。
SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)造の部分は鉄骨の周囲に鉄筋を組んでいきます。
体育館部分の骨組みは大スパンの架構となっており、広いスペースが確保されています。
体育館の最上部からの眺めです。
間もなく1階立上りのコンクリートが打設されます。
引き続き躯体工事が進みます。